3. 要件定義版 1.0状態:正式版
| 項目 |
内容 |
| 入力 |
確認済み要求定義書、対象業務定義、代表的な入出力例 |
| 本工程で決めること |
システム境界、ユースケース、機能・データ・非機能要件、確認方法 |
| 出力 |
確認済み要件一覧、受入条件 |
| 完了条件 |
全必須要件に設計上の実現先と試験方法が対応していること |
初期検証システムは、選定業務の入力を案件単位で受け付け、利用が許可された対象人物の人物データを参照して成果案を生成する。入力、参照情報、処理、成果、評価および訂正を相互に追跡可能な状態で管理する。
| 区分 |
内容 |
| 対象 |
案件登録、人物データ管理、人物データ参照、成果案生成、処理記録、成果確認、比較評価、訂正管理 |
| 対象外 |
外部状態の変更、本番業務への自動適用、複数対象人物の同時運用、選定業務外の処理、完全自律運用 |
| 外部要素 |
LLM、許可された参照情報源、既存システム、評価者 |
| 利用者 |
開発・試験担当、対象業務の評価者、対象人物I |
| ID |
利用者の目的 |
主担当 |
完了状態 |
| UC-01 |
対象人物の元記録、事例、人物情報を登録・確認する |
対象人物、データ管理担当 |
承認済み人物データ版を作成できる |
| UC-02 |
選定業務の入力から成果案を作成する |
業務利用者、開発担当 |
成果案と処理記録を確認できる |
| UC-03 |
対象人物、基準AI、MVPの結果を比較する |
評価担当 |
同一基準による比較結果を確認できる |
| UC-04 |
訂正を確認し、新しい人物データ版へ反映する |
対象人物、データ管理担当 |
承認済み訂正だけを新しい版へ反映できる |
対象業務固有の入力、正常処理、例外および成果物は、対象業務決定後に各ユースケースへ追記する。
| ID |
要件 |
対応要求 |
優先度 |
確認方法 |
| F-01 |
目的、入力、制約、期限、期待成果および受入条件を一件の案件として登録できる |
REQ-01、REQ-03 |
必須 |
案件登録試験 |
| F-02 |
元記録、事例、人物情報を、出所、適用範囲、承認状態および版とともに管理できる |
REQ-01、REQ-06 |
必須 |
データ整合性試験 |
| F-03 |
対象案件に適用できる承認済み人物情報と事例だけを検索し、参照理由を記録できる |
REQ-02、REQ-03 |
必須 |
検索・分離試験 |
| F-04 |
確認事項、調査結果、選択肢、採否理由、作業順、成果案および残課題を生成できる |
REQ-02、REQ-03 |
必須 |
成果生成試験 |
| F-05 |
入力、参照情報、モデル、処理、成果および使用版を一回の実行として記録できる |
REQ-04、REQ-09 |
必須 |
追跡性試験 |
| F-06 |
成果案を人間の確認へ渡し、採用・差戻し・理由を記録できる |
REQ-07 |
必須 |
成果確認試験 |
| F-07 |
訂正を元記録と分けて保存し、適用範囲と承認状態を管理できる |
REQ-05、REQ-06 |
必須 |
訂正管理試験 |
| F-08 |
承認済み訂正だけから新しい人物データ版を作成し、次回実行で選択できる |
REQ-05 |
必須 |
版更新試験 |
| F-09 |
同じ検証案件について、Iによる実行、基準AI、MVPの結果を比較できる |
REQ-04、REQ-09 |
必須 |
比較評価試験 |
| F-10 |
処理時間、モデル利用量、費用、修正回数および確認時間を案件単位で取得できる |
REQ-10 |
必須 |
計測試験 |
| ID |
データ要件 |
対応要求 |
| D-01 |
取得情報に、利用目的、出所、取得日時、適用範囲、承認状態および版を保持する |
REQ-01、REQ-05、REQ-06 |
| D-02 |
元記録、人物データ、実行記録、成果、訂正および評価を識別子で相互に追跡できる |
REQ-01、REQ-05、REQ-09 |
| D-03 |
人物情報として本人が承認していない情報を、有効な人物データ版へ登録しない |
REQ-05、REQ-06 |
| D-04 |
対象人物、案件、環境および共同開発上の管理単位を識別し、境界を越えて混在させない |
REQ-08 |
| D-05 |
顧客・第三者情報は、利用目的、権限、保持・削除条件を確認した後にだけ取り込む |
REQ-07 |
| D-06 |
パスワード、APIキーおよび認証トークンを人物情報、案件入力、指示または処理記録へ保存しない |
REQ-07 |
| D-07 |
人物データの作成・調整に使うケースと、合否判定に使うケースを分離する |
REQ-03、REQ-04 |
| ID |
分類 |
要件 |
確認方法 |
| NF-01 |
追跡性 |
成果から入力、参照情報、処理、確認結果および使用版へ遡れること |
追跡性試験 |
| NF-02 |
安全性 |
MVPから外部状態を変更せず、成果案を人間確認の範囲に留めること |
負例・境界試験 |
| NF-03 |
データ保護 |
データごとに利用目的、機密区分、権限、保持・削除条件を管理できること |
権限・保持試験 |
| NF-04 |
分離性 |
対象人物、案件、環境および管理単位を越えてデータが混在しないこと |
分離試験 |
| NF-05 |
実行条件の復元性 |
入力版、人物データ版、モデル版、指示版および処理版を復元できること |
版復元試験 |
| NF-06 |
変更性 |
モデル、検索、処理およびデータ保存を個別に変更できること |
構成変更試験 |
| NF-07 |
運用性 |
処理の中止、再開、差戻しおよび手動介入ができること |
状態遷移試験 |
| NF-08 |
計測性 |
処理時間、利用量、費用、修正回数および確認時間を取得できること |
計測試験 |
| 企画目的 |
要求 |
主な要件 |
主な設計・試験先 |
| OBJ-01 |
REQ-01、REQ-02、REQ-06 |
F-02〜F-05、D-01〜D-03 |
人物データ管理、T-01、T-02 |
| OBJ-02 |
REQ-02〜REQ-04 |
F-01、F-03、F-04、F-09、D-07 |
業務実行、T-03、T-04 |
| OBJ-03 |
REQ-04、REQ-09 |
F-05、F-09、NF-01、NF-05 |
比較評価、T-04、T-05 |
| OBJ-04 |
REQ-05、REQ-06、REQ-09 |
F-07、F-08、D-01〜D-03 |
版公開処理、T-01、T-04 |
| OBJ-05 |
REQ-07、REQ-08、REQ-10 |
F-06、F-10、NF-02〜NF-08 |
成果確認、安全性・実用性試験 |
| 項目 |
確定に必要な情報 |
確定時点 |
| 応答時間 |
現行業務の許容時間、利用方法 |
対象業務決定後 |
| 一件当たり費用 |
モデル候補、処理回数、予算 |
技術候補比較後 |
| 評価案件数 |
業務頻度、評価結果のばらつき |
基準測定後 |
| 許容修正回数 |
現行の再作業回数、利用者負荷 |
基準測定後 |
| データ保持期間 |
データ区分、利用目的、契約条件 |
データ取得前 |
数値は合否判定用案件の結果を見る前に固定する。