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基本設計書

4. 基本設計版 1.0状態:正式版
項目 内容
入力 確認済み要件、対象業務定義、既存環境の確認結果
本工程で決めること システム境界、論理構成、責任分界、外部接続、実装方式
出力 基本設計、詳細設計へ渡すコンポーネント・インターフェース定義
完了条件 全必須要件の実現先、責任主体および主要な入出力が特定されていること
  • 初期MVPは、選定業務の成果案を作成し、人間が確認する範囲に限定する。
  • 外部への送信、更新、削除および決済は行わない。
  • 共通機能と対象人物固有の人物データを分離する。
  • 対象人物Iは、初期検証で用いる一つの人物データ設定として扱う。
  • 既存システム・試作物を確認し、再利用できる機能を優先する。
flowchart TB
  U[業務利用者・評価者] --> S[人間コピーAI MVP]
  P[対象人物] --> S
  S --> L[LLM]
  S --> R[許可済み参照情報]
  S --> D[(案件・人物・実行・評価データ)]
  S --> U
初期MVPのシステム境界

業務利用者は案件を登録して成果案を確認する。対象人物は取得記録、事例および人物情報を確認し、訂正を行う。MVPが外部へ行える操作は、許可された情報の参照に限る。

flowchart TB
  A[CMP-01 案件管理] --> B[CMP-04 ワークフロー制御]
  C[CMP-02 人物データ管理] --> D[CMP-03 コンテキスト検索]
  D --> B
  B --> E[CMP-05 モデル・参照接続]
  B --> F[CMP-06 成果・処理記録]
  F --> G[CMP-07 確認・評価]
  G --> H[CMP-08 訂正・版管理]
  H --> C
論理コンポーネント
ID コンポーネント 主な入力 主な出力 対応要件
CMP-01 案件管理 業務入力、目的、制約、期限、受入条件 案件、入力版 F-01、D-04
CMP-02 人物データ管理 元記録、事例、承認済み訂正 人物データ版、適用条件 F-02、F-08、D-01〜D-03
CMP-03 コンテキスト検索 案件条件、人物データ版 参照候補、選定理由 F-03、NF-04
CMP-04 ワークフロー制御 案件、人物コンテキスト、処理版 状態、停止・再開情報 F-04〜F-06、NF-07
CMP-05 モデル・参照接続 構造化指示、許可済み参照要求 モデル応答、参照結果、利用量 F-04、F-10、NF-02、NF-06
CMP-06 成果・処理記録 各処理の入出力、使用版 成果案、実行記録 F-05、NF-01、NF-05
CMP-07 確認・評価 成果案、比較対象、評価基準 採用・差戻し、比較評価 F-06、F-09
CMP-08 訂正・版管理 訂正、適用範囲、本人確認 訂正状態、新しい人物データ版 F-07、F-08

コンポーネント間では識別子と版を渡し、人物情報や機密データを必要以上に複製しない。

ストア 保存対象 更新主体 主な保護条件
案件ストア 案件、入力版、成果、確認結果 案件管理、確認・評価 案件・環境単位で分離
人物データストア 元記録、事例、人物データ版、訂正 人物データ管理、訂正・版管理 対象人物単位で分離し、本人承認を保持
実行記録ストア 実行条件、参照情報、状態、モデル利用量 ワークフロー制御、モデル接続 機密本文ではなく参照先と必要最小限の記録を優先
評価ストア 評価基準、採点、差分、試験証拠 確認・評価 調整用案件と合否判定用案件を分離
判断・操作 決定または確認する役割
人物情報を有効化する 対象人物
成果案を業務で利用可能と判断する 対象業務責任者または指定評価者
モデル・処理版を検証対象として固定する 開発責任者
評価基準と合否結果を確定する 指定された評価・受入担当
外部状態を変更する 初期MVPでは実行しない

既存環境に同等機能がある場合は再利用する。同等機能がない場合の初期候補は次のとおりとし、対象業務、利用契約、セキュリティ、費用および運用負荷を比較して採否を決める。

領域 初期候補 使用目的 採用判断
API・業務ロジック Python 3.12、FastAPI 案件、人物データ、実行、評価のAPI 既存言語・運用環境との適合
処理制御 LangGraph 状態遷移、中断、再開、人間確認 単純な状態機械で足りる場合は導入しない
モデル接続 各社公式SDK、必要時にLiteLLM モデル切替、共通計測 複数モデルを継続運用する場合に採用
データ PostgreSQL、必要時にpgvector 構造化データ、条件検索、類似検索 キーワード・条件検索だけで不足する場合にベクトル検索を追加
追跡・評価 Langfuseまたは既存監視基盤 Trace、費用、評価結果 データ保管条件と既存監視機能を比較
実行環境 Docker Compose、GitHub Actionsまたは既存CI 再現可能な開発・検証環境 共同開発で利用可能な基盤へ合わせる

モデル比較の初期候補は、文書更新時点で利用可能な gpt-5.6-terra、claude-sonnet-5、gemini-3.7-flash とする。対象業務の同一案件で、本人一致、成果品質、構造化出力、応答時間、費用および利用条件を比較する。採用時はモデルIDと版を実行記録へ固定する。

8. 基本設計の確定に必要な情報

Section titled “8. 基本設計の確定に必要な情報”
確定事項 必要な情報 反映先
再利用範囲 既存システム、試作物、API、データ、認証 コンポーネント構成
モデル 利用可能モデル、データ送信条件、比較結果 CMP-05
検索方式 人物データ量、検索単位、精度 CMP-03
保存方式 既存DB、機密区分、保持・削除条件 データストア
確認画面 利用者、成果形式、差戻し方法 CMP-07
運用 実行頻度、障害対応、監視、費用上限 実行環境