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詳細設計書(処理)

5. 詳細設計版 1.0状態:正式版
項目 内容
入力 確認済み要件、基本設計、論理データ設計
本工程で決めること 処理順、状態、処理主体、入出力、停止・再開、例外
出力 WF-01〜WF-03の処理仕様、実装用の状態・例外一覧
完了条件 正常系・異常系の各処理が、要件・データ・試験へ対応していること

初期MVPは、目的の異なる三つのワークフローに分ける。

flowchart TB
  A[WF-01 人物データ作成・版公開] --> B[承認済み人物データ版]
  B --> C[WF-02 MVP業務実行]
  C --> D[成果案・実行記録]
  D --> E[WF-03 比較評価・改善]
  E --> F[訂正候補]
  F --> A
ワークフローの関係

人物データの版公開、業務実行、比較評価を一つの自動処理にまとめない。評価結果や訂正は候補としてWF-01へ戻し、対象人物の確認後にだけ人物データへ反映する。

2. WF-01 人物データ作成・版公開

Section titled “2. WF-01 人物データ作成・版公開”
State ID 処理主体 処理 主な出力 次へ進む条件
source_captured 記録担当 許可された元記録を登録し、Hashと利用条件を付ける Source Record 出所と利用条件を確認できる
classified 記録担当・システム 取得情報を目的と出所で分類する 分類済み記録 分類不能な内容が分離されている
episode_candidate システム・記録担当 取得できた内容を事例候補へ構造化する Episode候補 AI補完と取得事実が分離されている
subject_review 対象人物 事例と人物情報候補を確認・訂正する 確認結果 採用、訂正、保留、却下が記録される
profile_candidate システム・データ管理担当 承認対象のRuleと適用条件を版候補へまとめる Profile Version候補 根拠と適用条件が揃う
approved / rejected 対象人物 版候補を承認または却下する 承認記録 本人認証を伴う判断が記録される
active データ管理担当 承認済み版を有効化する 実行可能な人物データ版 対象人物・対象業務ごとに有効版が一つ

WF-01の元記録は、実務観測に限定しない。構造化質問、現実的なケースへの応答、利用可能な実務記録等を同じ出所管理の下で扱う。

State ID 処理主体 処理 主な出力 正常遷移
accepted 業務利用者・システム 案件を登録し、入力版と受入条件を固定する Case validated
validated システム 必須入力、利用権限、対象業務、外部操作の有無を検証する 検証結果 context_ready または returned
context_ready システム 承認済み人物データと許可済み根拠を選定する Run Evidence drafting
drafting システム・LLM 確認事項、調査結果、選択、作業順、成果案を生成する Artifact案、Trace business_review
business_review 指定評価者 成果案を採用または差戻しし、理由を記録する Review completed または returned
returned 業務利用者・開発担当 不足情報または差戻し理由を解消する 更新された入力または処理条件 validated または drafting
completed システム 成果、確認結果、使用版、計測値を確定する 完了Run 終了

failedとcancelledは、どの状態からでも遷移できる終了状態とする。実行中に人物データ版、指示版またはモデル版を変更しない。

State ID 処理主体 処理 主な出力 次へ進む条件
dataset_frozen 評価担当 合否判定用案件、入力、利用可能情報、評価基準を固定する 評価セット版 各実行条件を復元できる
subject_reference_done I 同一条件で対象業務を実行する 本人実行記録 MVPへ内容を渡さず保存する
baseline_done システム 人物データを使わない基準AIを実行する 基準AI Run 条件が本人・MVPと一致する
copy_run_done システム 固定した人物データ版でMVPを実行する MVP Run 使用版と参照情報が記録される
blind_reviewed 業務評価者 出力元を伏せて成果品質を評価する 品質評価 評価者と基準版が記録される
compared I・評価担当 記録された判断・行動と成果の差を分類する 比較結果、訂正候補 差分の根拠を参照できる
completed 受入判断者 合否基準に基づいて試験結果を確定する 評価結果 結果確認が完了する

合否判定用案件は、評価完了後も人物データの調整へ自動転用しない。

優先 区分 内容 取得元
1 システム制約 権限、禁止事項、出力形式、必要な記録 承認済みシステム設定
2 業務処理 現在の工程、実施内容、停止条件 固定したWorkflow版
3 案件情報 入力、相手、目的、制約、期限、根拠 Caseと許可済み資料
4 人物情報 判断基準、事例、訂正 承認済みProfile Version

入力情報は用途と出所で分類し、承認されていない情報をシステム制約または人物情報として参照しない。人物情報と案件情報が矛盾する場合は、案件の明示条件を優先し、矛盾を処理記録へ残す。

  • 初期MVPの外部接続は、許可された情報の読み取りとモデル呼出しに限る。
  • 参照結果は取得元、取得時刻、版またはHashとともに記録する。
  • 外部文章を命令として実行せず、参照データとして扱う。
  • モデルまたは参照先が利用できない場合、実行条件を変更せず再試行する。代替へ切り替える場合は新しいRunとして記録する。
Error ID 検知条件 処理 Retry 再開条件
E-INPUT-001 必須入力不足 不足項目と必要理由を示し、returnedへ遷移 なし 入力更新
E-DATA-001 人物情報の適用条件が矛盾 使用を停止し、対象人物または承認担当へ確認 なし 適用条件の確認
E-RETRIEVE-001 使用可能な人物根拠がない 根拠なしを明示して停止 なし 利用可能な根拠の追加
E-MODEL-001 構造化出力が不正 元の失敗を残し、同条件で再生成 最大2回 正常な構造化出力
E-MODEL-002 モデルが利用不能 Runをfailedにする 最大1回 新しいRunで再実行
E-TOOL-001 参照権限がない 参照せず停止 なし 権限または代替資料の確認
E-SEC-001 許可されていない機密情報を検知 処理を停止し、公開範囲を制限 なし データ管理担当の判断
E-VERSION-001 指定版を復元できない 実行を開始しない なし 必要な版の復元

すべての例外で、検知時刻、状態、原因、処理結果および再開条件をTrace Eventへ記録する。